経営者・リーダーが迷うとき|判断力を取り戻すために

経営者やリーダーの仕事には、判断がつきまといます。

採用するか。
任せるか。
投資するか。
撤退するか。
この人と組むか。

しかも、多くの場合、正解は事前にはわかりません。

情報を集め、数字を見て、周囲の意見を聞く。

それでも最後に決めるのは、自分です。

以前ならすぐ決められたことに、最近は妙に時間がかかる。

決めたあとも、

「本当にこれでよかったのか」

と考え続けてしまう。

そんなとき、判断力そのものが落ちたのではなく、判断する自分のコンディションが落ちている可能性があります。

判断力は「能力」だけの問題ではない

疲れているときと、十分に休めているとき。

焦っているときと、心に余裕があるとき。

同じ情報を見ても、判断は変わります。

経営判断というと、分析力や経験値の話になりがちですが、その土台には自分自身の状態があります。

売上。
人事。
顧客対応。
資金繰り。
スタッフの問題。

頭の中がこれらでいっぱいなら、新しい情報が入る余白がありません。

判断力を高めたいときほど、さらに考えるより、まずノイズを減らした方がいいことがあります。

リーダーほど、自分を後回しにしやすい

経営者やリーダーは、

「自分が踏ん張らなければ」
と思いやすい立場です。

スタッフを優先する。
顧客を優先する。
取引先を優先する。

そして、自分のケアは最後になる。

けれど、トップの余裕のなさは、言葉や態度を通じて組織にも伝わります。

細かいことが気になる。
任せられなくなる。
判断が感情的になる。
人の反応を必要以上に読む。

組織全体のエネルギーにも影響します。
経営者、マネージャー、リーダーが、どんなエネルギーを発しているか。
定期的に確認することが大切です。

数字と直感は、対立しない

経営に直感を持ち込むことを、非合理的だと感じる方もいるかもしれません。

でも、直感だけで決めるという意味ではありません。

数字を見る。
事実を確認する。
専門家の意見を聞く。
リスクを計算する。

そのうえで、

「こちらの方がいい気がする」
という感覚も無視しない。

長く仕事をしている人ほど、言語化する前に何かを察知することがあります。
直感には、意外なほど静かな確信があります。

Naia

経営者やリーダーにとって、自分自身のエネルギーを整えることは、とても大切です。定期的なコンディショニングで心に余裕があると
「次はこれだ」
という感覚がシャープに受け取りやすくなります。
迷いが増えたときは、能力を疑う前に、
「いまの自分は、良い判断ができる状態だろうか」
と確認してみてください。
そこを整えることが、次の意思決定を変えることがあります。